ディレクトリ登録サービスの形骸化

ディレクトリとは何かというと、カテゴリ分けされた階層ツリー構造を指しているわけですが、パソコンのOSやウェブサイト、あるいはサーバーなどさまざまなところでこの言葉が出てきます。
構造としては、ルートディレクトリを頂点、もしくは原点として、そこから枝分かれするように分類されていくわけです。

ちなみに、当サイトでいえば、カテゴリー分けがそれに近いものとなりますが、ウェブならウェブ系の記事で分類し、エンタメならエンタメ系の記事でというように、整理・整頓をしていくわけです。

この場合は記事単位でのディレクトリ分けとなりますが、サイト単位で分類しているものも存在します。
これがいわゆるウェブディレクトリといわれるものになりますが、ヤフカテとか、あるいはdmozとかいろいろあるわけです。
このディレクトリ登録をする目的としては、直接的なアクセスの流入を期待するというよりも、一種のSEO対策上の効果を期待してというケースが多いです。
オーソリティーなディレクトリサービスに登録された際には、ある程度のSEO効果を期待することができます。

ただ、実質的な有用性という面においては、以前と比較するとそれほど意味のあるものではなくなってきています。

検索エンジンの精度が向上した現在、有用なウェブサイトを探す際、ディレクトリサービスを巡回してお役立ちサイトを探すという人は、ほとんどいないというのが現実ではないでしょうか。
そのようなことを考えると、今後は実用性がない、形骸化されたウェブサービスということになっていくのかもしれません。
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