大英博物館・古代ギリシャ展にいきました

気になっていた上野の国立西洋博物館の
大英博物館・古代ギリシャ展に行ってきました。
赤い背景に筋肉質な肉体美を持つ大理石の像が
印象的なポスターを見てから興味を持っていたのですが
やっと見に行けました。

ギリシャといえばパルテノン神殿!
何年か前にアテネに行った時には、
酸性雨の影響で保存が難しくなっているという話を聞きました。
大理石が雨の影響で削れたり、
たくさんの観光客で遺跡の保存が難しいらしいです。
確かに日本の映像で見るパルテノン神殿と違う...。
日本の映像処理技術というのか、いろいろな意味で感動したのを覚えています。

あの印象的な石像は
ミュロンの円盤投げ(ディスコボロス)
という名前で、パルテノン神殿と同じ頃に作られたといわれています。
作者は紀元前5世紀半ばに活躍したギリシャの彫刻家ミュロン。
神々、英雄、アスリート、動物の彫像などを制作したらしいですが、
オリジナル作品は残っていないそうです。
今回の展示物はコピーです。

個人的には、パルテノン宮殿に併設した美術館で見た
ギリシャっぽい茶色の陶器に黒などで彩色された壺がおすすめです。
日本の土器に通じる素朴で少し懐かしい壺です。
描かれた絵はどれもギリシャ神話がモチーフになっているようです。
アテネの旧市街を歩くとお土産用に小さくてかわいいミニチュアが売られています。
ギリシャへ旅行したときにはぜひ買ってみてもいいとおもいます。
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