2025年5月アーカイブ

たつき氏の7月5日の予言が原因で、春から香港からの旅行者が減少しているらしいです。

この件について宮城県知事が記者会見したこともあり、テレビやCNNなどのメディアでも7月15日の予言について報じられるようになりましたが、こぞって「7月15日に大地震」という形で報道されています。

ただ、たつき氏の本のなかでは、大震災でも大災害でもなく、「大災難」と記載されています。加えて、地震ではなく、フィリピン沖の「海底がボコンと破裂(噴火)した」結果として、日本に大津波が押し寄せるという予言になっています。

「海底がボコンと破裂(噴火)した」の記載

今日のミヤネ屋でも大地震などと報道されてましたが、たつき氏は大地震とは書いてないはずです。また、「南海トラフどころではない」とも書かれてますし、漫画の中でも地震を連想させるような描写は書かれてません。

この「地震」と「噴火」で大した違いはないように思えますが、万一、予言どおりにフィリピン沖での海底噴火が発生した場合、揺れずに気付かないうちに大津波がやって来るため、メディアの報道で地震と認識している人は逃げ遅れてしまう可能性があります。数百万人、数千万人の人命に関わる可能性があるにも関わらず、メディアはその辺りをごちゃまぜにして、というか違いなどどうでもよいという感じで、非常にテキトーに扱ってるのは由々しき事態と考えてます。

そもそも、たつき氏の予言はアンビリバボーなどのテレビで真っ先に紹介されていたので、7月5日の予言の内容を知らないはずはないと思うのですが、今さら偽情報的な扱いでしれっと報じているのは白々しいと感じてます。

たつき氏の書籍「私が見た未来」では、2025年7月に大災難があって大津波がやってくるとの記述があります。

その津波の高さは、東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波です。

ここで注意したい点は、津波の原因が「海底火山なのか、爆弾なのか、」と書かれているため、必ずしも地震による津波とは限らないことです。海底噴火なのか、隕石なのか、あるいは核爆発なのかは不明ですが、全く揺れを伴わない形で大津波が来る可能性もあります。

それをふまえた上で、もし2025年7月の予言が的中した場合、大津波がどこまで到達するのかを考えてみたいと思います。

東日本大震災の津波の高さは何m?

まず、上記のうち、「東日本大震災の津波の高さ」については、気象庁のサイトでデータが公開されています。

東日本大震災の津波の高さ
※出典:気象庁「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震で発表した津波警報・注意報について」

ざっくり見てみますと、高い地域では概ね8.5m~9.3m程度かと思います。当サイトでは一番高い福島県の「9.3m以上」のデータを採用し、四捨五入して「10m」で想定することにしました。

ちなみに、この10mの高さについては、仮にマンション1階分の高さを3mとしますと、3階程度の高さに相当します。

想定:30m

仮に東日本大震災の津波の高さを10mとして、その3倍で「30m」と想定すると、浸水が予想される地域は以下のようになります。

想定30mの津波の浸水区域

こちらのサイトなどで高さを指定してチェックできます。
Flood Map

概ね、国土の大部分はノーダメージですが、首都圏、名古屋、大阪あたりはもしかすると浸水するかもしれません。この想定30mの場合ですと、千葉県が独立して離島となってしまっています。もちろん、津波に勢いがなければ、東京湾内までは到達しないはずなので、あくまで単純に標高30m以下の地域を色分けしたものです。必ずしも、ここまで津波で浸水するという意味ではないので、ご注意ください。

ただ、首都圏なら10階以上の建物が無数にありますので、屋上に避難すれば、1階あたり3mとして30m程度にはなるかと思います。

想定:10m

実際には島しょ部で10~20mだったとしても、東京湾では5m超との予測もあり、30m級は少し大袈裟な印象もあります。

想定30mは東日本大震災の津波の高さを10mとした場合であって、実際にはほとんどの地域ではそこまで高くはなかったはずです。

そのため、想定を10m程度まで下げた場合、以下のようになります。

想定10mの津波の浸水区域

この場合ですと、ある程度は落ち着きますが、それでも名古屋あたりはあまり変わらないかもしれません。

想定:500m(※津波兵器や隕石など)

次に、仮に想定500mで指定した場合、日本全土の7~8割がほぼ浸水する形になります。この場合、長野県の松本市などは500mでも耐えうる安全な市区町村といえるかもしれません。

想定500mの津波の浸水区域

ロシアの津波兵器ポセイドンは500m級の津波をおこせるといわれてますが、本当かどうかは分かりません。

ただ、たつき氏の本には、「日本列島の太平洋側、3分の1から4分の1が大津波に飲み込まれ」との記述があるため、7~8割が飲まれる500m級の津波はやってこないはずです。

ちなみに、当サイト運営者の家は標高60mあたりなので、東日本大震災の6倍までは耐えられると想定しており、特に避難する予定はありません。最悪、屋上まで登れば、100mぐらいまでは大丈夫かなと考えてます。

たつき氏の予言「大災難は2025年7月」について、ネット上では7月5日と日付まで指定されている事例が多々見受けられます。

これは私が見た未来の作者あとがきに、以下のように記載されているのが根拠となっています。

夢を見た日が現実化する日ならば、次にくる大災難の日は「2025年7月5日」ということになります。

この「夢を見た日が現実化する日ならば、」の箇所の意味は、たつき氏がこれまで見た数多くの夢日記では、夢を見た数年後の同じ日付で起きることが多かったそうです。

その事例として、テレビ番組のアンビリーバボーでは田舎の風景、ダイアナ妃の事故、あるいはインドネシアのスマトラ島沖の津波などが紹介されていました。

例えば、田舎の風景については、夢日記に書いた日付が1993年9月14日、そして写真を撮影した日付がちょうど1年後の1994年9月14日だったそうです。

また、ダイアナ妃の夢を見たのが1992年8月31日、そして事故発生が1997年8月31日で同じ日付だったそうです。

加えて、スマトラ沖の場合、夢に見たのが2001年12月25日、そして地震が発生したのが2004年12月26日で、一日違いの日付だったそうです。

そして今回、フィリピン海がボコンと盛り上がる夢をみたのが2021年7月5日 4:18AMとのことでした。

この夢だけでみれば、これまでの事例から、数年後の同じ日付である7月5日にフィリピン海で津波が発生するのではとの懸念がでてきます。つまり、①「20XX年7月5日」の予想が立ちます。ただ、今回の予言は文字も浮かびあがっており、②「大災難は2025年7月」との年月もテキストメッセージで示される形となりました。

もしこれが「大災難は2025年12月」とかでしたら、①と②が矛盾してしまうため、ピンボケした予言になっていたかもしれませんが、奇遇にも①と②が矛盾しない形で合致してしまっています。

そのような事情で、たつき氏は2025年7月5日と考えたのではないかと感じています。

ただ、他の予言もざっくり拝見した印象では、杓子定規で日付がぴったりと合致するわけでもなく、数日程度のズレがあってもおかしくないと感じています。例えば、インドネシア起きの際は1日後ろにずれていましたし、「5日」が重要な日付であることは間違いないとしても、ざっくりと幅をとって7月中は警戒していた方がよいかもしれません。

ちなみに、たつき氏は自分の葬式を7月15日と予言しているようです。

7月15日の記載

これが2025年7月の予言と何らかの関係があるのかは不明ですが、何らかの事情で予言した本人でも大災難は避けられず、7月5日に被災されて15日の葬儀となるのか、あるいは単純に2025年のことではなく、ずっと後の年の7月15日のことなのか、謎が深まるばかりです。

個人的には、可能性の高い順に5日(土)、6日(日)、4日(金)、11日(金)、3日(木)あたりが要警戒日ではないかなと思ってます。5日を中心として、1日ずれたこともあるので、4日と6日も警戒し、また911や311などの例もあるので、11日も要注意と感じてます。

加えて、大津波の図柄の新1000円札が発行されたのが2024年7月3日だったので、3日も警戒日に入れておきました。

総じて、3日~15日までの間は要警戒ですし、7月中はそのほかの16日~31日、あるいは1日~2日も警戒した方がいいと思います。

自分は4日夜(金)~6日(日)の深夜0時までは張り付いて監視体制を強化し、少しでも異変があれば、速攻で山までダッシュする予定でおります。