たつき氏の7月5日の予言を目前にして、トカラ列島で震度6弱の地震が1回、震度5弱が3回発生する事態となっています。
当初、このトカラ列島の群発地震の記事を投稿した際は27回でしたが、それが現在、すでに過去最多の1000回を超える事態に発展しています。
この群発地震の原因についてですが、テレビなどでの専門家の見解では断層のズレということで、当初はマグマなどの火山性の要因は否定されていました。
しかしながら、7月3日あたりから海底噴火の可能性を示唆する専門家の見解も出てきており、たつき氏の予言の内容と重なる点も出てきています。
この点につきまして、前回の記事でも記載したとおり、九州・南西諸島では全般的に火山活動が活発化してきている状況です。
現在、新燃岳、口永良部島、桜島で噴火警報レベル3が発令されており、諏訪之瀬島、薩摩硫黄島でも噴火警報レベル2が発令されています。特に、新燃岳は6月23日、口永良部島は6月11日発表のため、つい先月発表されたばかりの現在進行中のものです。
そのため、これらの地域では全体的に火山活動が活発化していますが、その一直線上にトカラ列島の群発地震が位置しているため、このトカラ列島だけ火山性ではないと主張するのは不自然と感じております。
また、最近では徐々に浅い場所で地震が発生してきており、同じ場所で次第に浅くなってきていることから、マグマが上昇してきた可能性も否定できないと考えてます。
万一、海底噴火が発生した場合、たつきさんの予言で示されているような事象が発生するのかもしれません。
たつきさんの本の「泥が押されて陸がつながる感じ」の記述からしても、火山灰などが大量に噴出し、津波で押し寄せる可能性がありますが、カルデラなどの大規模噴火も懸念されるところではあります。
いずれにしましても、懸念されているのは噴火であって、地震ではありません。トカラ列島近海での海底噴火につながるのかどうか、今後も監視活動を継続していきたいと思います。
【追記:】
7月4日13時00分、阿蘇山でも火口周辺警報【レベル2(火口周辺規制)】が発表されました。