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年末のお歳暮で響のウイスキーを購入しようと思ったのですが、数年前と比較すると価格がかなり高騰しているようです。

以前に当ブログ上でもウイスキー関連のレビューを更新しておりましたが、楽天での購入履歴を確認してみますと、響については2012年~2014年あたりにかけて合計8本ほど購入していました。

当時の価格については、概ね17年もので8,000円程度、21年もので16,000円前後だったようです。

けれども、2017年の現在、価格が倍以上にまで値上がりしており、17年ものは22,000円前後、21年ものについては40,000円前後を出さなければ購入することができません。

ここ3年程度の間で3倍まではいかないものの、2倍強にまで値上がりしてしまっており困惑しております。これなら手を出せないなと思い、今回は響12年で妥協しようと思ったのですが、こちらの12年ものも既に販売終了となっていたようです。

ここでビンテージものは手詰まりとなってしまったのですが、なぜこんなにも値上がりしているのでしょうか?

これはおそらく、「マッサン」のドラマによるウイスキーブームの影響かと思いますが、円安による原材料の輸入価格の高騰なども関連しているようです。

加えて、上記のように2倍まで高騰したことを考えると、あのとき1,000本買っておいて、オークションで売りさばけば儲かったのにねっていう考えが出てきてしまいます。おそらく誰でも考えるものと思いますが、たいていは考えただけで実行に移す人はいません。

けれども、古い酒屋などをまわって在庫を買いあさり、これを実際に実行してしまう人がいるようで、ウイスキー価格が値上がりしている要因になっているものと思います。

個人的に響はおいしいお酒とは思いますが、21年ものに4万円を出すかといえば僕は出せません。どちらかというと17年ものの方がおいしいと感じましたので、響を買うなら17年ものを選択するかと思います。

もし4万円を出すなら、僕ならもう少し上乗せして、ラトゥールやラフィットなどのボルドーワインへ目が向いてしまいます。

ただ、友人への贈り物として約束していたこともあり、かなり高くはあるものの、やはり響17年は買ってしまうことにはなりそうですが、僕自身はしばらくの間は我慢することになりそうです。

先日、楽天で安いワインを購入したのですが、このようなワインはいわゆるテーブルワインに該当するのでしょうか?

一般的に「テーブルワイン」というのは、グラスワインやハウスワインなどと同じ意味で使われており、安く購入できて食事と共に日常的に飲むワインのことを指しているものと思います。

けれども、ヨーロッパではワイン法があり、この法律上は「AOC」や「Vin de pays(ヴァン・ド・ペ)」、「Vin de table(ヴァン・ド・ターヴル)」などに分類されており、このうち「Vin de pays」と「Vin de table」がテーブルワインに該当します。

  • AOC
  • Vin de pays
  • Vin de table

「AOC」については産地やぶどうの品種などが細かく制限されており、一般的には高級ワインがこれに該当しますが、中には安価なワインもあります。

このAOCワインには「Appellation 産地 Contrôlée」などの表示が入っており、例えば、Appellation Bordeaux Contrôlée(アペラシオン・ボルドー・コントロレ)のような形で表示されていますが、日本に輸入されているワインの多くはこのAOCワインです。

このAOCの産地表示には、ボルドー地方のメドック地区などといった表示よりも、さらに細かく村名まで限定されているものもあります。例えば、シャトーカロンセギュールにはappellation saint-estèphe contrôléeなどと表示されてますが、これは産地がサンテステフ村であることを意味しています。

また、「Vin de pays」は違う産地のワインのブレンドは禁止されており、どこで生産されたかの地名表記がされていますが、一方で「Vin de table」については地理表示がされていないワインになります。

そこで、上記の楽天で購入したワインを確認してみたところ、いずれも「Appellation Bordeaux Contrôlée」の表示がありましたので、安価ではあるものの、一応はボルドー産の産地表示がされた「AOCワイン」ということになりそうです。

そのため、ワイン法上でいえば、テーブルワインとはいえないのかもしれません。

ただし、気軽に日常的に飲める安いワインという意味ではテーブルワインといってもよいでしょう。

先日、クリスマスプレゼントを何にするかで迷っていたのですが、当ブログで購入したシャトーカロンセギュールのことを思い出し、そちらのビンテージ物をプレゼントすることにしました。

ただ、こちらのメドック格付けは「第3級」となっているようです。

「第3級」ということはセカンドワインではなく、サードワインになるのかな?ちょっと失礼かな?と思ったのですが、「第何級」と「セカンド、サード」とはまったくの別物のようです。「第3級のセカンドワイン」などもあるようで、メインの格付けは「第何級」の部分が重要なポイントになるかと思います。

例えば、「第1級」の有名どころには以下のようなワインがあります。

  • シャトー・マルゴー
  • シャトー・ラフィット・ロートシルト
  • シャト・ラトゥール

ぼくが知ってるのは「シャトーマルゴー」に「ラフィット」、「ラトゥール」ぐらいですが、ほかにも「シャトー・オー・ブリオン」や「シャトー・ムートン・ロートシルト」なども有名かと思います。

こちらの第1級については、概ね5万円~数十万円程度が相場かと思います。

「第2級」や「第3級」については種類が結構多いので、ここでは省略しますが、上記のシャトーカロンセギュールは第3級の格付けになるようです。

このシャトー・カロン・セギュールのセカンドには、「マルキ・ド・カロン」と「シャペル・ド・カロン」がありますが、そちらの等級は不明です。シャトーカロンセギュールは第3級なので、第3級のセカンドワインの位置づけになります。

当サイト上でも、第1級のセカンドワインにあたる「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」などは購入したことがあるのですが、まだ第1級には手がでません。いずれセカンドではなく、第1級ワインも購入して飲んでみたいと思います。

先日、ワインを開ける際にコルクがボロボロになってしまったのですが、せっかくの高級ワインが台無しになってしまいました。

ワイングラスはいいものを使用しているのですが、ワインの栓抜きは安いものを使っていたため、うまく抜くことができなかったです。ちなみに、ぼくはワインの栓抜きと呼んでいたのですが、正確にはワインオープナーとよぶらしいです。

あるいはホイルカッターと一体になったものは、ソムリエナイフなどとも呼ばれてるらしいです。

ワインに数万円をつぎ込むのなら、このワインオープナーもワンランク上のものを用意すべきかと思います。

そこで楽天で検索してみたのですが、ワインオープナーのほかにもホイルカッターなどもあるようなので一通り購入してみました。

電動タイプのものも人気があるようなのですが、切れ味のよさそうなGhidini(ジディーニ:伊)のスクリュータイプのワインオープナーにしました。このGhidiniのワインオープナーには挟むタイプもあるようです。

他にもシャトー・ラギオール(仏)のソムリエナイフも有名なようですが、こちらは高かったのでやめました。

ホイルカッターというのは、ワインの口の箇所に封印してあるアルミのキャップみたいなやつです。はさみで挟んでクルクルすれば取れますので、あえて必要ないかなとは思ったのですが、一応用意しておきました。これは画像の真ん中のやつです。

一番右のやつは保存用の栓ですが、コルクが割れてボロボロになった際に使おうと思ってます。

年代物のワインはコルクが痛んでいることもありますので、高級ワインを購入する際にはワインオープナーも用意しておくとよいかもしれません。

今回はバカラのグラスを買ってみたのですが、日常的に使うものについてはいいものを揃えるようにしています。今までグラスなど気にしたことはなかったのですが、最近はレストランでの食事やテレビを見ている時などでも、グラスのデザインや質感などをついついチェックするようになりました。

良いものを揃えることで、何気ない日常でも、以前みていた風景とは違うものが見えてくるわけです。また、近所のジャスコで買ってきた格安のウーロン茶でも、質のよいグラスに入れることで高級茶のように感じられ、おいしく飲むことができます。

そういった細かい利点を考えると、多少の出費をしてもコストパフォーマンスが高いのではないかなという気がしております。たぶん、1生モノとしても使えるのではないでしょうか。

今回購入してみたのは、ローハン・オールドファッションというやつですが、からくさ模様のデザインがなかなかよかったです。

ただ、少し大きめで重たいです。
なので、実はあまり使っていません。

現在のところ、マッセナ・オールドファッションが一番使用頻度が高く、一番のお気に入りになっています。次はエキノックスとかアルルカンとかミルヌイとかモンテーニュを調達してみようと思いますので、いずれまた当ブログ上でご報告させて頂きます。