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ここ15年間、長らくWebサイトの運営で収益をあげており、法人化して生計をたててきましたが、2年前に母親が要介護5の状態となり、いよいよサイト運営が立ち行かなくなりました。

顧問税理士からすすめられての法人化でしたので、法人レベルでの収益はあり、仮に収益が10分の1になったとしても生活は安泰だと思っていたものです。

いざとなれば、何とでもなるだろうとタカをくくっていましたし、実際、この15年間、危機的な状況に陥ったことは一度もありませんでした。

けれども、それは仕事ができることが大前提でのお話です。

自宅兼オフィスとはいえ、要介護5の一人介護ともなれば、仕事の時間はおろか、睡眠から食事まで自分のあらゆる時間が介護で拘束されます。

通院、薬の管理、食事、洗濯、おむつの交換、訪問介護やデイサービス、ケアマネジャーの対応、買い物から母親の友人関連、訪問美容、リハビリ、親戚への対応、介護費用の管理、栄養管理など、膨大な雑務をこなす必要がでてきます。

加えて、昼夜問わず、認知症で精神的に不安定な状況のため、自分の時間など全くありません。また転倒して骨折のリスクを考えると、トイレの付き添いは必須となり、加えて頻尿のため回数が多く、自分の睡眠時間すらままならない状態です。

最低限、取引先へのメール対応をこなすのがやっとの状態ですし、メールも1行書くごとに呼ばれるような状態のため、メールですら大幅に遅れての対応となります。

退院直後は1日18時間程度は拘束されていたため、計算上は自分の睡眠時間を4時間にけずれば、2時間程度は仕事の時間がとれますが、実際には疲れて仕事どころではありません。

命をつなぐことを最優先とし、母親の病状の回復をただひたすら待つよりしか他にありませんでした。

そんな月日が流れ、1年半を経過した現在、状況はかなり改善してはきました。

ただ、1年半ぶりに法人のおかれている状況を確認した結果、この空白期間の影響は大きく、既に壊滅的な状況に陥っていました。

せめて、あと半年はやければ、何とかなった可能性はあります。あるいは、ゆっくりと考えるだけの時間的、体力的な余裕があれば、解決の糸口はつかめたかもしれません。

けれども、売上が大きく棄損しており、また母親の症状が改善したとはいえ、今でもやはり、1日10時間程度は介護に時間がとられます。

もはや、ここに至っては、法人を解散するより方法がないのかもしれません。となれば、自分は会社員ではなくなるため、介護離職という形になります。

私の誤算は、自分の自由が拘束される点を考慮に入れていなかった点です。

介護をする前の状況では、これまでの実績から、どのような状況になろうとも何とかできる自信はあったのですが、それは自由に動けることが前提での話です。自分の行動、思考、時間、労力、金銭の全てが無効となり、介護で自由が拘束されると何もできなくなってしまいます。

ただ、施設に入れる選択肢もあったなか、介護を背負うことを決めたのは自分です。また、母親も病気になったが故の要介護5のため、誰のせいでもありません。

結果的に、自分の会社は救えませんでしたが、母を救えただけでもよかったと思います。母の代わりに法人が犠牲になってくれたのだと感謝し、解散手続きに入ろうと思います。

引越で洋服タンスを解体して廃棄処分したので、解体方法の手順についてレビューしたいと思います。

今回、廃棄処分したのはこちらの洋服タンスです。

解体前の洋服タンス

横幅120センチ、奥行60センチ、高さが190センチですが、解体したのち、市区町村の大型ゴミの収集で1,300円で処分できました。

リサイクル業者に依頼する方法も考えましたが、悪徳業者とのトラブルが多いようなので、今回は自分で処分することにしました。

使用した工具は以下のものです。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • トンカチ
  • ペンチ

まずは、ドライバーで中のビスを回して取り外します。

次に上部の天板を横に寝かせた状態でパカっと外せば、6つに分解することができました。

洋服タンスを6つに分解

この天板や扉は非常に重いため、必ず横に倒して寝かせた状態で取り外すことをおすすめします。重い天板が上に乗ったままの状態でそのまま取り外すと、足に落下して複雑骨折して一生歩けなくなり、車椅子生活になってしまう恐れがあります。非常に危険ですので、くれぐれもご注意ください。

次に、大きい方のボックスを解体しますが、まずはバールなどで留め金を外しておきます。

留め金を外す

当サイト運営者はバールがなかったため、マイナスドライバーでくいくいやりつつ、浮いたところをペンチで取り外しましたが、木を削りながらやれば何とかとれるはずです。

留め金をはずしましたら、トンカチで叩いて横の板を外していきます。

トンカチで叩く

音が非常にうるさく、近所迷惑になりますが、一気にやって何事もなかったようにすぐ終わらせることをおすすめします。

トンカチで少し隙間ができましたら、マイナスドライバーを挟み、トンカチで押し込みつつ、テコの原理でくいっとやれば、メリメリ外れていくはずです。バールがあれば、もっと簡単かもしれません。

最終的にはこちらのように解体できました。

解体後の洋服タンス

小さなボックスはそのままでも運べるため、そのままにしています。所々、留め金が打ち込まれていて危なかったため、すべて抜いておきました。

あとは、大型ゴミの収集日に運ぶだけですが、うちの市区町村では解体して出しても解体前の料金と同じとのことで1,300円で廃棄処分できました。

高齢者の方は難しいとは思いますが、若い方は自分で解体して処分した方が業者に依頼するより安上がりかもしれません。解体する際は、天板の落下などにくれぐれも注意することをおすすめします。

今回はタンスの木製の引き出しを滑りやすくする「すべロウ」を購入してみました。

昔の人は普通のロウを塗っていたようですが、一般的なロウは塗りにくいため、専用のロウを購入した方がよいと思います。

左の「すべロウ」は固定タイプですが、ドライヤーなどで温めてから使うと塗りやすくなるかもしれません。薄くぬるのがポイントのようです。アマゾンなどで1000円程度で購入できるかと思います。

ただ、固定タイプは塗るのに時間がかかり、引き出し3つ目ぐらいで疲れてしまいました。

そのため、同時に購入していたスプレータイプの潤滑剤を使用してみたのですが、こちらは塗るのが楽です。1個600円ぐらいだったかと思います。

こちらのスプレータイプについては、室内で使用すると絨毯なども滑りやすくなるため、外で使用することをおすすめします。

また、大きめの引き出し2~3個でスプレー1個を使い切ってしまったため、タンスの場合は2個ぐらい購入しておいた方がよいかもしれません。

スプレータイプをメインに使用して、使い切ってしまったら固形タイプで処理するのがよいと思います。

実際、滑りやすくなり、重たい引き出しの出し入れが楽にはなったように感じました。

先日、家族のお葬式をしたのですが、自宅の祭壇でも焼香炭(しょうこうたん)を使用してお焼香をしています。

この焼香炭ですが、最初は使い方がわからず、線香のみを使っていましたが、一度使ってみるとなかなかいい香りがするので最近は焼香炭も使うことにしました。

1片で1時間ぐらい持つようですが、火がまわるまでには時間がかかるため、お焼香をするまでに多少の待ち時間が発生するかもしれません。

ぼくの場合、割った断面の角にローソクの火をつけ、両側から攻める方法をとっていますが、すぐに火種が消えてしまうため、火の粉が飛ばない程度にフーフーして火が消えないようにしています。

ある程度まで火がついたら放置して、少し時間をおいてからお焼香をするとお香がたちやすいです。

ただ、自宅で火の粉が飛んでしまうと火事になるかもしれないので、この方法はあまりおすすめできません。

また、香炉の前にローソクを置いておくと、お焼香をする際にローソクの火が服につく可能性もあるので間隔を空けておくことをおすすめします。

このお焼香は自身の心身を清らかにする意味があるので、故人の供養はもとより、リラックスしたい時に使うのもよいかと思います。

使用していないiPhone7(au)と旧型iPhone SE(ソフトバンク)があったため、これらを売却することにしました。

ネットで「iPhone 買取」などと検索してみると、わたしの住む街でも買取屋さんがいくつかヒットしたのですが、おおむね、5,000円~8,000円程度での買取価格となるようです。

ただ、売却に出す前にSIMロックの解除や端末の初期化など、いくつかやることがあり何かと面倒な作業が発生しました。

まず、SIMロックが解除されているかどうかは、iOSを最新バージョンにしたのち、「設定」→「一般」→「情報」の箇所から確認することができます。

SIMロックあり

解除しなくても売却できるケースもあると思いますが、一般的には解除しておいた方が高く売れるはずです。

もしこのSIMロックが解除されていない場合、auでもソフトバンクでも、ログイン後の管理画面から申請することができます。

その際にIMEI番号(15桁)が必要になりますが、似たようなMEID番号(14桁)と間違いやすいので注意しましょう。どちらもiPhoneの「設定」→「一般」→「情報」の箇所に番号が記載されているはずです。

この番号を使い、ソフトバンク側でSIMロック解除の申請が完了しましたら、次に端末型でも確認する必要がありますが、当サイト運営者の場合、そのままでは反映されていませんでした。

申請したのち、端末の初期化をしたらロックの解除が確認できましたが、申請が完了していることが確実な場合は初期化をしてみることをおすすめします。

その際、いくつかの注意点がありますが、まずはバックアップをしておきましょう。

次に、iMessageをオフにすることをおすすめします。

iMessageのオン・オフ

加えて、iPhoneの「探す」もオフにしましょう。

iPhoneを探す

最後に、Apple IDからサインアウトをしておくことをおすすめします。

Apple IDからのサインアウト

LINEの引継ぎについては、おそらく機種変更をした際に既に済んでいるかと思いますが、まだの場合はそちらも設定しておくことをおすすめします。(※上記は売却する際の手順のため、機種変更については省略します。)

これらが終了しましたら初期化をすることになりますが、「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」の箇所から初期化します。2回確認されるかと思いますが、そのまま初期化しましょう。

初期化が済んだあと、一時的にパスコードなどを設定し、再度、「設定」→「一般」→「情報」の箇所を確認すれば、「SIMロックなし」が反映されているはずです。

この確認が済んだ後、再度、初期化する必要はないかと思いますが、気になるようでしたら再度、初期化をしてから売却されるとよいでしょう。