2025年7月の大津波はどこまで来るのだろうか?

たつき氏の書籍「私が見た未来」では、2025年7月に大災難があって大津波がやってくるとの記述があります。

その津波の高さは、東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波です。

ここで注意したい点は、津波の原因が「海底火山なのか、爆弾なのか、」と書かれているため、必ずしも地震による津波とは限らないことです。海底噴火なのか、隕石なのか、あるいは核爆発なのかは不明ですが、全く揺れを伴わない形で大津波が来る可能性もあります。

それをふまえた上で、もし2025年7月の予言が的中した場合、大津波がどこまで到達するのかを考えてみたいと思います。

東日本大震災の津波の高さは何m?

まず、上記のうち、「東日本大震災の津波の高さ」については、気象庁のサイトでデータが公開されています。

東日本大震災の津波の高さ
※出典:気象庁「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震で発表した津波警報・注意報について」

ざっくり見てみますと、高い地域では概ね8.5m~9.3m程度かと思います。当サイトでは一番高い福島県の「9.3m以上」のデータを採用し、四捨五入して「10m」で想定することにしました。

ちなみに、この10mの高さについては、仮にマンション1階分の高さを3mとしますと、3階程度の高さに相当します。

想定:30m

仮に東日本大震災の津波の高さを10mとして、その3倍で「30m」と想定すると、浸水が予想される地域は以下のようになります。

想定30mの津波の浸水区域

こちらのサイトなどで高さを指定してチェックできます。
Flood Map

概ね、国土の大部分はノーダメージですが、首都圏、名古屋、大阪あたりはもしかすると浸水するかもしれません。この想定30mの場合ですと、千葉県が独立して離島となってしまっています。もちろん、津波に勢いがなければ、東京湾内までは到達しないはずなので、あくまで単純に標高30m以下の地域を色分けしたものです。必ずしも、ここまで津波で浸水するという意味ではないので、ご注意ください。

ただ、首都圏なら10階以上の建物が無数にありますので、屋上に避難すれば、1階あたり3mとして30m程度にはなるかと思います。

想定:10m

実際には島しょ部で10~20mだったとしても、東京湾では5m超との予測もあり、30m級は少し大袈裟な印象もあります。

想定30mは東日本大震災の津波の高さを10mとした場合であって、実際にはほとんどの地域ではそこまで高くはなかったはずです。

そのため、想定を10m程度まで下げた場合、以下のようになります。

想定10mの津波の浸水区域

この場合ですと、ある程度は落ち着きますが、それでも名古屋あたりはあまり変わらないかもしれません。

想定:500m(※津波兵器や隕石など)

次に、仮に想定500mで指定した場合、日本全土の7~8割がほぼ浸水する形になります。この場合、長野県の松本市などは500mでも耐えうる安全な市区町村といえるかもしれません。

想定500mの津波の浸水区域

ロシアの津波兵器ポセイドンは500m級の津波をおこせるといわれてますが、本当かどうかは分かりません。

ただ、たつき氏の本には、「日本列島の太平洋側、3分の1から4分の1が大津波に飲み込まれ」との記述があるため、7~8割が飲まれる500m級の津波はやってこないはずです。

ちなみに、当サイト運営者の家は標高60mあたりなので、東日本大震災の6倍までは耐えられると想定しており、特に避難する予定はありません。最悪、屋上まで登れば、100mぐらいまでは大丈夫かなと考えてます。

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