2024年9月アーカイブ

たつき氏の2025年7月の予言につきまして、これまで核爆発や硫黄島、沖の鳥島の可能性を検証してきましたが、ここにきて、鳥島近海にある海底火山もその候補に浮上してきました。

この「鳥島」は「沖ノ鳥島」とよく似てますが、位置的にはかなり日本側に近いところにあります。

「鳥島」と「沖ノ鳥島」の位置

「私が見た未来 完全版」で示されている位置としては、「沖ノ鳥島」の方が合致しており、「鳥島」は少しズレてはいます。ただ、鳥島近海にある孀婦海山では最近噴火した痕跡が確認されており、2023年10月に海底噴火が原因による津波が実際に発生したと考えられています。

この経緯は、2023年10月9日に伊豆諸島と小笠原諸島で津波が発生しましたが、当時、この周辺で津波を引き起こす規模の地震は発生していなかったため、これまで謎の津波とされていました。その後の2024年1月、海上保安庁による鳥島近海での調査にて、孀婦海山で海底噴火の痕跡が確認されたため、2023年10月の謎の津波は噴火が原因によるものだったと考えられています。

さらに2024年9月24日、こちらは鳥島近海の北側にあるスミス島になりますが、トラップドア断層破壊による津波が観測されています。

スミス島の位置

このトラップドア断層破壊は、マグマが岩盤を持ち上げて隆起することで生じる津波ですが、このスミス島周辺では過去にも約10年ごとに起きています。過去の事例では、いったん津波が生じてしまえば、その後は特に何もおきていませんが、いずれ海底噴火がおきないとも限りません。

上記のように、鳥島近海には孀婦海山とスミス島があり、私が見た未来で示されている位置的にはズレていますが、どちらも大規模な海底噴火がおきる可能性があり、2025年7月候補としてあげてもよいと思います。

また、この鳥島はアホウドリの生息地としても有名ですが、かつて江戸時代には日本人が漂着することも度々あり、漂着した人はアホウドリを食べたり、その羽で「羽衣」を作ってしのぐこともあったとされています。その後、明治時代に入るとアホウドリの乱獲のため、鳥島に移住する人が増え、600万羽が撲殺されたともいわれてます。

しかしながら、1902年の大噴火で125人の島民が全員死亡し、無人島となり、この大噴火は「アホウドリの祟り」として人々から恐れられています。